鍛えようプレゼンテーション力。
ちゃんと人前で話せますか?
この講義では,江戸の人たちの世界に親しみ,その元気なユーモアのセンスに学びつつ,自らのプレゼンテーション力を鍛えることを目ざします。
ある週は江戸の見世(みせ)めぐり,ある週は怪談話に興じ,そのつぎは切絵図(きりえず)散歩。毎週,趣向を変えたメニューを楽しみつつ,少しずつステップアップしてゆけば,半年後,きっとあなたはプレゼンの達人。
欲張りにも「二兎」をば追う講義です。
ひとつは江戸への親しみ。もうひとつはプレゼンテーション力。
まずは、我々の先達(せんだつ)である江戸の人々が、何を見、何に感じ、何を信じて、ままならぬ世を生き抜いていったのか、浮世絵や切絵図などビジュアルな資料を主な手がかりに分け入ってみよう、というのが第一目的。
そして、そこでの江戸びとたちの粋(いき)や心意気にあやかって、明るく楽しくプレゼンテーション力を鍛えようというのが第二目的。
二つを同時に達成しようとするのですから超ハードです。しっかり覚悟してください。
下記は2008年度に実施したプログラムで、これをベースにアレンジしてゆきます。
□江戸の物売り 大江戸商売事始め
□江戸のお店屋さん 食べ物屋さんにやっぱり目がいく?
□江戸のメインストリートをそぞろ歩き ヘンな人がいっぱいいるぅ
□ここは北斎展覧会 学芸員風に
□妖怪ランドはいかがでしょう
□江戸っ子語を覚えよう!
□中間試験、もとい中間パワーポイントの陣!
□広重と旅する東海道五十三次
□番付つまりはランキング ダブルスに挑戦
□暮れのカルタ大会 オレの札は渡さねぇ!
□さあ卒業発表だ! パワーポイントに挑戦
□調理実習 田楽におでんに巻き寿司 江戸料理に舌鼓
毎週、こちらでご用意します。
二兎追うのは二倍タイヘン。それでも耐えられるタフなかたに。
出席し、プレゼンテーションをおこなうこと。
度胸だけはゼッタイ付くはず。
社会工学科への進学を考えているかたには特にお奨めです。