認知科学   Cognitive Science

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担当教員
徃住 彰文 
使用教室
金1-2(S011)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3635
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

心の科学」の新しい展開として,心理学,人工知能学,言語学,神経科学,文化人類学などをクロスオーヴァーする認知科学という領域が形成されつつある。人間の心について,どのような理論が提案されているのか?心理学の観点から,認知科学の最前線を探る。

講義の目的

認知科学は,心理学,人工知能,言語学,神経科学,哲学といった諸領域が学際的に融合して形成された新しい心の科学である.知識,言語,感情など,認知科学の中心的なトピックをとりあげて最新の成果を紹介しながら,この新しい科学の必然性と可能性について検討する.伝統的な心理学とは異なった方法を自覚的に選択した認知科学の歴史と現状は,科学の進化についての洞察を得るための材料ともなるだろう.

講義計画

01 2009年度ガイダンス
02 心理学と認知科学
03 心の科学のパラダイム(1)
04 心の科学のパラダイム(2)
05 知識表現と心のシステム
06 高次知識のメカニズム
07 言語と知識(1)
08 言語と知識(2)
09 感情のメカニズム(1)
10 感情のメカニズム(2)
11 感性と創造性のメカニズム(1)
12 感性と創造性のメカニズム(2)
14 学習と発達のメカニズム
15 認知科学の新しい方向

教科書・参考書等

教科書は使用しない.

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

学期末までに提出するレポート1編と,学期末試験の成績に基づく.

担当教員の一言

学期中に提出されたレポートは添削・評価をおこなって返却するので,レポートの作成・改良を通じて,論文を仕上げるトレーニングの機会ともしていただきたい.
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:3(2年生推奨)
連 絡 先:大岡山西9号館9階908号室(内線2680)

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