音楽文化論第一   Music Culture I

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担当教員
東谷 護 
使用教室
月3-4(W933)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
3618
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

音楽を学術的に研究することはどういうことなのだろうか。本講義ではポピュラー音楽研究の最前線の研究成果を提示することによって,冒頭の回答としたい。

講義の目的

〈ポピュラー音楽研究の諸相〉
 近年、ポピュラー音楽を学術的な研究対象とするようになってきた。20世紀のポピュラーカルチャーを論じる際に避けて通ることができないものが、ポピュラー音楽なのだから、学術的な研究対象になるのは、至極当然のことである。本講義ではポピュラー音楽を学術的に研究することはどういうことなのか、ということをについて論文を読み進めながら考えたい。

講義計画

以下の内容を予定していますが、順番を変更することもあります。

1. イントロダクション---授業のねらい---
2. ポピュラー音楽とは何か(1)
3. ポピュラー音楽とは何か(2)
4. ポピュラー音楽の<いま>をどうとらえるか
5. 「音楽のデジタル化」がもたらすもの
6. ポピュラー音楽とネットワーク
7. 音楽産業と消費者
8. ポピュラー音楽にみる文化政策
9. ポピュラー音楽の<過去>とどう対峙するか
10. グローバル化にみるポピュラー音楽
11. 音楽雑誌とポピュラー音楽
12. ジャンルの誕生-「演歌」
13. ブラス・サウンド-「甲子園」
14. まとめ

教科書・参考書等

東谷護編著『拡散する音楽文化をどうとらえるか』(勁草書房)2,940円

講義はテキストを読み進めながら行われますので、テキストを必ず手元におくようにしてください。

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

テスト、レポート等(予定)

担当教員の一言

講義はテキストを読み進めながら行われますので、文章を読むのが苦手な方にはおすすめできません。
 なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:1学期
連 絡 先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室

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