宇宙地球科学B c   Earth and Space Sciences. Series B

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担当教員
波岡 知昭  中村 恭志  吉田 尚弘 
使用教室
月1-2(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1772
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

宇宙と元素の誕生,太陽系惑星の形成と進化,宇宙・地球成層圏観測の歴史などについて,映像とともに概説し,宇宙誕生,地球形成,生命環境進化を経て現在の地球環境問題を主として物質循環の視点から解説する。また,地球環境に影響を及ぼすエネルギー・廃棄物処理の基礎知識,および循環型社会構築の一助となる廃棄物発電技術と関連する技術の研究動向について解説する。最後に,地球の自然環境を特徴づけている水環境について、人類社会からの視点で現状と問題、および水環境評価に関わる諸技術について概説する。5)地球,惑星,月の探査について,物理学的観点から概説する。

講義の目的

理学、工学、生命科学の各分野を将来専攻する一年生を対象に地球史学、地球惑星物質学、資源環境学の基礎をそれぞれの最新の研究成果を交えて平易に解説する。「宇宙地球科学A」を合わせて受講することにより、宇宙地球科学に特有の時間空間スケールに対する考え方、常に進化を続ける複雑なシステムに対する歴史科学的アプローチなどを習得する。高校での地学の履修は前提としない。

講義計画

以下のテーマ及び関連する事象を選び、現代的な宇宙地球科学を紹介する予定である。
1)宇宙と元素の誕生,太陽系惑星の形成と進化,宇宙・地球成層圏観測の歴史などについて,映像とともに概説し,宇宙誕生,地球形成,生命環境進化を経て現在の地球環境問題を主として物質循環の視点から解説する。
2)地球環境に影響を及ぼす資源・エネルギーや廃棄物処理の基礎,および循環型社会構築の一助となる廃棄物発電技術と関連する技術の研究動向について概説する。
3)地球の自然環境を特徴づけている水環境について、人類社会からの視点で現状と問題、および水環境評価に関わる諸技術について概説する。

教科書・参考書等

担当教員により異なる。初回の講義時にアナウンスする。

関連科目・履修の条件等

関連科目 宇宙地球科学A
履修の条件 ありません

成績評価

授業内容に関連するレポート課題を各担当教員がそれぞれ出題し(計3回),提出されたレポートに基づいて成績を評価する。レポートの提出先は石川台2号館2階209号室秘書室前のレポートボックスとする。

担当教員の一言

1年生の前期・後期を通じて、宇宙地球科学A、Bをそれぞれ1コマずつ履修できるように配慮されている。

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