基礎生物学A 3   Basic Biology A

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担当教員
本川 達雄  濱口 幸久  本郷 裕一 
使用教室
木1-2(W541)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1701
シラバス更新日
2010年5月19日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 基礎生物学A,基礎生物学Bともに,様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。講義内容などについては各担当教員が初めにガイダンスを行う。講義の理解を容易にするために基礎生物学実験を合わせて履修することが望ましい。
II およそ下記のような事項について講義する。
生物体(個体・器官・組織・細胞)の構造と機能,生殖と発生,遺伝と進化,分類と系統,生物と環境。

講義の目的

本講義は様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。高等学校で生物学を学んでこなかった学生にも理解できるよう、基本的なことから講義を始める。
生物学の基礎、特に細胞の構造と機能、個体の恒常性、生態学および環境科学の基礎概念を理解し、生き物に対する理解を深めることを目的とする。

講義計画

1. はじめに(生物学の特徴)
2. 生命物質:糖質、脂質、タンパク質、核酸
3. 細胞1:生体膜、単膜・複膜構造体
4. 細胞2:細胞骨格、細胞周期
5. 代謝1:酵素、解糖と発酵
6. 代謝2:呼吸、光合成、生体エネルギー
7. 生体の電気現象
8. 神経とシナプス
9. 中枢神経系
10. 生物の時間について
11. 生物多様性と系統分類
12. 生物群集と相互作用
13. 生態系
14. 環境と物質循環

教科書・参考書等

坂本 順司著「理工系のための 生物学」裳華房

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

主に期末テストによって評価する。

担当教員の一言

講義において、教科書は生物学の基礎を理解するための、最小限のことが記述されているにすぎないので、よく予習し、講義に備えること。

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