映像ワークショップA   Filmmaking Workshop A

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担当教員
班 忠義 
使用教室
 
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
0824
シラバス更新日
2010年4月2日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:1,3,5,7

講義概要

ドキュメンタリー映画を独自の視点で制作できる人間を育てる。
社会や人間、歴史などを主眼として独自の考察力と表現力を持って、ドキュメンタリー映画を制作する。その創造力と個性を引き出すことを目的とする。

講義の目的

映像機材の進化により、映像を撮り、編集することは、ペンで文章を書くと同じようになっている。映像製作は、誰でもチャレンジできる表現手法となってきた。しかしかえってテーマにどのように向き合うかが重要な要素となる。
映像制作の初心者には基本的な流れを理解し、中級者以上はテーマをより深め、質を高めることを目標として実際に作業を体験する。
時間が限られているので積極的な参加と自主作業が求められる。

講義計画

集中講義 日程:5月29日、6月5日、12日、19日、26日(各土曜日)、6月28日週のいずれかの日に作品発表会を実施

1.自分の関心のあるテーマを掘り下げ、作品として成り立つかどうか検討する。
2.映画制作の基本知識、-カメラ、下準備、講成、インタビュー、撮影、編集、仕上げなどの作業を監督、編集者である学生と検討しながら行う。
3.取材―実際にカメラを手に取材する。被写体とのやりとりやカメラ、撮影基本条件(露光、構図、音声、進行などを含めて)現場での撮影技術を習得。
4.編集―Macを使った編集作業を中心にカットの取捨選択、構成などを検討しながら作業をすすめる。
5.編集が完成した作品はDVDを作成し、上映会を行う。

教科書・参考書等

参考文献―『ドキュメンタリー映画の地平』佐藤真、『ドキュメンタリーとは何か』『映画は生き物の仕事である』土本典昭、「ドキュメンタリーを作る」山登義明 など。技術的なものについては適宜プリント配布。

関連科目・履修の条件等

Aを履修した学生がBを履修してもよい。学生の達成度に従って別課題を与える。
人数制限を行うことがあります。申告を希望する学生は、次のガイダンスに出席して下さい。
4月14日(水)12:20~ 大岡山キャンパス西9号館 W935講義室

成績評価

作品完成度及び、ドキュメンタリー映画に対する熱意、独自性、取り組む姿勢が評価されるポイントとなる。

担当教員の一言

このワークショップを通して、映画作りに興味と自信を持ち始め、監督への第一歩になるように。

その他

連絡先:世界文明センター(内線3892)

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