19世紀、帝政ロシア統治下のポーランドにおいてユダヤ人ザメンホフによって作られた世界共通語、エスペラントを習得する。今や、エスペラントは世界の情報を取得するための重要な手段となっている。さらに、中国、ロシア、ヨーロッパ、日本などのエスペラントの歴史は、激動の二十世紀における思想運動の見逃せない一ページである。本講義では、まずエスペラント語の基礎を8回程度の講義で習得させ、残りの期間で文献講読、会話などを行う。現在、インタネットを通じて多くのエスペラント文献を読みニュースを聴くことが可能になっている。エスペラント語の文法は諸言語の基本文法でもあるので、それを習得すれば英語をはじめ、独、仏、露、西、伊その他インド・ヨーロッパ語の学習がより容易になる。エスペラントを話す東工大外国人留学生との交流も図る。
19世紀、帝政ロシア統治下のポーランドにおいてユダヤ人ザメンホフによって作られた世界共通語、エスペラントを習得する。今や、エスペラントは世界の情報を取得するための重要な手段となっている。さらに、中国、ロシア、ヨーロッパ、日本などのエスペラントの歴史は、激動の二十世紀における思想運動の見逃せない一ページである。本講義では、まずエスペラント語の基礎を8回程度の講義で習得させ、残りの期間で文献講読、会話などを行う。現在、インタネットを通じて多くのエスペラント文献を読みニュースを聴くことが可能になっている。エスペラント語の文法は諸言語の基本文法でもあるので、それを習得すれば英語をはじめ、独、仏、露、西、伊その他インド・ヨーロッパ語の学習がより容易になる。エスペラントを話す東工大外国人留学生との交流も図る。
第1週から第9週
エスペラント語の基本文法。文字、発音、文法を教える。講義8回程度で、文法のほとんど全体を習得させ、辞書を用いればあらゆる文章が解読可能となる。エスペラント語による会話も訓練し、自己紹介ができることを目標とする。
第10週から第15週
アンデルセン童話を読む。会話、歌の教材も使用する。出席者の意向と状況によって、他の作品も使用する。
講義中に配布する。辞書は各自で生協に注文する。エスペラント語―日本語辞典、日本語―エスペラント語辞典、の両方を持つことが望ましい。
Aを履修した学生がBを履修してもよい。学生の達成度に従って別課題を与える。
人数制限をする場合があるので、1回目の授業には必ず出席すること。
学期末の試験、及び出席による平常点。
英語、および諸外国語の学習をリフレッシュしたいと望む学生に最適である。英語嫌いの者には自分の語学能力の再発見のため、英語好きの者には更なる語学力の向上のため、このエスペラント講義は役に立つ。独、仏、伊、西、中、露の学習の助けにもなる。留学生にとっては、日本各地のエスペランチスト達との交流の手段となる。
連絡先:世界文明センター(内線3892)