環境計画と社会システム   Environmental Planning and the Social System

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担当教員
原科 幸彦  蟹江 憲史  石川 忠晴    淺輪 貴史  錦澤 滋雄 
使用教室
水3-4(W933)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0469
シラバス更新日
2010年9月21日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

今日の環境問題の解決には社会システムの変革が必要であり、このための主な方策である環境計画の理念と方法について修得させる。まず、環境の質とは何かを論じ、この質を高めるために果たすべき、社会の各主体の役割に着目して、環境の保全と創造の方法を論じる。環境計画が中心課題となるが、持続可能な発展に不可欠な環境アセスメントについてもその本質について考察する。我々、理工学者は何をすべきか。

講義の目的

今日の環境問題の解決には社会システムの変革が必要であり、このための主要な方策である環境計画の理念と方法について修得させる。まず、環境の質とは何かを論じ、この質を高めるために果たすべき、社会の各主体の役割に着目して、環境の保全と創造の方法を論じる。環境計画が中心課題となるが、持続的発展に不可欠な環境アセスメントについてもその本質について考察する。我々、理工学者は何をすべきか

講義計画

  1 オリエンテーション、持続可能な発展      原科      10.06
  2 環境計画・政策と社会システム         錦澤       13
  3 計画への参加と合意形成            錦澤       20
  4 足尾鉱毒事件にみる環境問題の構図       石川      27
  5 環境破壊と文明の衰亡             石川      11.10
  6 都市環境問題とは何か             浅輪       17
  7 都市環境計画と理工学の役割          浅輪       24
  8 快適環境を創る、アメニティ          浅輪      12.01
  9 環境保全と未然防止、環境アセスメント     錦澤       08
  10 地球環境問題と社会システム          蟹江       15
  11 地球温暖化防止の国際交渉①          蟹江       22
  12 地球温暖化防止の国際交渉②          蟹江      1.12
  13 戦略的環境アセスメント            錦澤       19
  14 国際協力と環境社会配慮            原科       26
15 まとめ                    原科、錦澤   2.02

教科書・参考書等

教科書: 原科幸彦編著『環境計画・政策研究の展開』、岩波書店、2007
参考書: 鈴木基之・原科幸彦編著『人間活動の環境影響』、放送大学教育振興会、
2005; 蟹江憲史『環境政治学入門―地球環境問題の国際的解決へのアプローチ』
丸善、2004; 原科幸彦編著『市民参加と合意形成』、学芸出版社、2005

成績評価

授業中の発表・討論と、レポートにより評価する。

担当教員の一言

環境問題の解決には主体的なアプローチが不可欠である。環境の現場をよく見、授業には受け身ではなく、積極的に発表・発言することを期待する。

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