日本と世界の視覚デザイン・工芸デザイン・工業デザインの歴史をたどり、21世紀のテクノロジーとデザインの関係を展望する。
デザインとは、単に「製品の外見を良くすること」ではない。それは、人間とモノの関係を総合的にとらえる思考・哲学であり、造形の科学である。
歴史上の名品を分析することにより、デザイン的な発想を身につけることを目的とする。
日本美術のデザイン性
琳派というデザイン
モダンデザインの誕生-アーツ&クラフツ運動
アールヌーボー、アールデコ、流線型
ニューヨーク近代美術館-デザインの殿堂
デザイナーとブランドの誕生
建築とデザインの巨人-ル・コルビュジェ
北欧デザイン
日本のグッドデザイン
ランドスケープデザイン
デザインの未来
講義中に指示する
原則として、推奨学年の者のみ履修を許可する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
出席と授業中の小課題、およびレポートによる
21世紀のテクノロジーの行方を占うキーワードは、「デザイン」。時代を超えてなお清新さを失わないデザインの名作に触れながら、次の時代の人類と「モノのカタチ」の関係を考えていきたい。
なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
連 絡 先:大岡山西9号館9階915号室(内線2693)