第一をひきつぎ産業革命以降近代工学,物理学,化学,生物学等の現代科学の成立の過程を追う。
この講義のねらいについては、科学概論第一を参照のこと。
1.産業革命とは、その技術的側面と社会的側面
2.産業革命における科学の役割
3.近代工学の曙
4.蒸気機関と科学、技術者の誕生と科学
5.19世紀の科学、諸科学の時代へ
6.物理学の成立、原子論、生物進化論
7.力学還元論と実証主義の論争
8.研究所の出現(キャベンディッシュ研究所とドイツ物理工学研究所)
9.相対性理論の起源とその反響、量子力学の成立と自然観を巡る哲学論争
10.ビッグ・サイエンス時代の到来
11.研究開発競争、戦争・環境問題と科学、科学者の社会的責任
特に使用しないが、必要に応じプリントを配布する。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
期末レポートおよび講義時間中に実施する小レポートの提出による
人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
推奨学期:2学期
連絡先:大岡山西9号館4階411号室(内線2370)