基礎生物学A 3   Basic Biology A

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担当教員
本川 達雄  濱口 幸久  本郷 裕一 
使用教室
木1-2(W541)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
1701
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期  /  推奨学期:1

講義概要

I 基礎生物学A,基礎生物学Bともに,様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。講義内容などについては各担当教員が初めにガイダンスを行う。講義の理解を容易にするために基礎生物学実験を合わせて履修することが望ましい。
II およそ下記のような事項について講義する。
生物体(個体・器官・組織・細胞)の構造と機能,生殖と発生,遺伝と進化,分類と系統,生物と環境。

講義の目的

本講義は様々な生命現象に対する基礎的な理解を得ることを目的とする。高等学校で生物学を学んでこなかった学生にも理解できるよう、基本的なことから講義を始める。
生物学の基礎、特に細胞の構造と機能、個体の恒常性、生態学および環境科学、分類学並びに進化学の基礎概念を理解し、生き物に対する理解を深めることを目的とする。

講義計画

1.はじめに
2.生体を構成する物質:低分子、高分子、酵素、超分子
3.細胞の構造と機能1:細胞膜、核、リボソーム
4.細胞の構造と機能2:細胞基質、中心体、ミトコンドリア、プラスチッド
5.物質代謝とエネルギー代謝1:酵素、エネルギー消費と生体のはたらき
6.物質代謝とエネルギー代謝2:エネルギー消費と生体のはたらき
7.生体の連続性-生殖
8.生体の連続性-発生
9.生体の電気現象
10.神経とシナプス
11.生物の形
12.生物のサイズとエネルギー

教科書・参考書等

太田次郎著「教養の生物」裳華房

成績評価

主に期末テストによって評価する。

担当教員の一言

講義において、教科書は生物学の基礎を理解するための、最小限のことが記述されているにすぎないので、よく予習し、講義に備えること。

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