講師の専門は哲学であり現代思想である。哲学や思想は、工業大学に学ぶみなさんにとってあまりに縁遠いかもしれない。しかし本当にそうだろうか。情報社会のなかで哲学や思想をどのように活かすのか、ルソーからノージックを通ってローティやデリダまでを追いながら講義したい。
講師の専門は哲学であり現代思想である。哲学や思想は、工業大学に学ぶみなさんにとってあまりに縁遠いかもしれない。しかし本当にそうだろうか。情報社会のなかで哲学や思想をどのように活かすのか、ルソーからノージックを通ってローティやデリダまでを追いながら講義したい。
第1回 ガイダンス
第2-6回 情報社会の思想的理解の基礎
ポストモダニズム、リバタリアニズム、サイバースペース論など
第7-12回 思想から見えてくる情報社会の未来
グーグル的社会契約、集合知、公共性論など
第13-14回 結論
特にないが、講師自身の著作である『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)と「情報自由論」(『情報環境論集 東浩紀コレクションS』、講談社、所収)を一読しておくことが好ましい。
レポートによる。レポートは、電子メールによる提出。携帯電話でのレポート投稿は認めないので注意。
人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
推奨学期:2,4,6,8 連絡先:世界文明センター(内線3892)