コンピュータサイエンス入門 VII   Introduction to Computer Science

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担当教員
渡辺 治  河内 亮周 
使用教室
木7-8(アイソ棟)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
0711
シラバス更新日
2009年9月29日
講義資料更新日
2010年1月29日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

I コンピュータを利用して何らかの仕事を行なうとき,そこで行なわれていることの本質は,自然現象,社会現象を問わずこれらを計算としてモデル化すること,すなわちアルゴリズムとして取り扱うことにある。
II 計算機システムの概要,計算モデル,計算可能性,アルゴリズム,計算量,正当性,計算の精度,計算機の限界。

講義の目的

コンピュータを利用して何らかの仕事を行なうとき、そこで行なわれていることの本質は、自然現象、社会現象を問わずこれらを計算としてモデル化すること、すなわちアルゴリズムとして取り扱うことにある。
本講義では、現代の計算機システムを概観した後、その抽象化である計算の基本概念やそれにかかわる基本的諸概念、諸性質を平易に講ずることにより、計算機システムに対する正しい認識の基盤を与える。

知識ユニット
●計算機システムの概要 ●計算モデル ●計算可能性 ●アルゴリズム ●計算量 ●正当性 ●計算の精度 ●計算機の限界

講義計画

以下のような項目を、演習や計算機実習を随時交えながら行う。
・計算機システムの概要:計算機アーキテクチャ,ソフトウェアシステム
・アルゴリズムの設計と様々なアルゴリズム:ソーティングなど
・アルゴリズムの解析:計算量
・手に負えない問題:NP問題など
・計算の正しさ:プログラムの正当性,計算の精度,誤差
・計算とは何か:手続き型計算モデル,関数型計算モデルなど
・計算によるシステムのモデル化
・計算可能性と計算不能性:計算の停止性判定問題,計算不能性の証明

教科書・参考書等

教科書あるいは参考書として、
渡辺 治「教養としてのコンピュータ・サイエンス」サイエンス社
を用いる予定。担当教員からの指示に従うこと。

関連科目・履修の条件等

「コンピュータリテラシ」を受講していることが望ましい。

成績評価

試験、演習、レポートにより評価する。

担当教員の一言

今日では、自然現象や社会現象の解析、あるいは人間の活動さえもが、ますます計算機を利用して行なわれようとしている。
このような状況において、計算というものの本質を理解しておくことは、計算機システムやその上に実現される応用システムを誤りなく設計したり、正しく評価する上での重要な糧となるであろう。

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