心理学   Psychology

文字サイズ 

担当教員
徃住 彰文 
使用教室
月3-4(W521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0151
シラバス更新日
2009年11月8日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

人間の心のメカニズムについて,最新の研究成果をとりあげながら概観する。思考,記憶,意思決定,知識,感情,人格,発達,社会が,主要なトピックである。簡単な実験や調査をおりまぜた授業形態で,講義を進める。

講義の目的

心理学の各領域から、いわば心理学の核心ともいえるようなトピックを選び、近年の成果を紹介する。心の科学としての心理学の考え方、現状、将来の方向について解説し、極端に複雑なシステムの一種としての人間の心について、科学的洞察を得る。

講義計画

1.講義概要.心の科学としての心理学.心理学の下位領域
2. 記憶:知識のメカニズム
3.思考と創造性:考えるということのしくみ
4.意思決定:人間は合理的か
5.発達と学習:心の成長のしくみ
6.動機づけ:やる気の実態
7.外界の認識:環境の中の人間
8.イメージ:環境と心の接点
9.感情:感情の発生メカニズム
10.性格と人格:システムとしての心
11.社会の中の心:人と人との関係
12.文化の中の心:文化の影響
13.心の病理:心の異常とその治療
14.新しい心の科学:心理学の動向(1)
15. 新しい心の科学:心理学の動向(2)

教科書・参考書等

教科書は使用しない。
専門用語の日英対照表を留学生の希望者に配布する。
学習の国際化対応のために、授業の5%を英語でおこなう。

関連科目・履修の条件等

推奨年次である1年生だけが履修できる。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

学期未までに提出するレポート2編と、学期末試験の成績に基づく。

担当教員の一言

学期中に提出されたレポートは添削・評価をおこなって返却するので、レポートの作成・改良を通じて、科学としての心理学の精髄に迫る機会を追及していただきたい。
 なお、人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:2学期
連絡先:大岡山西9号館9階908号室(内線2680)

このページのトップへ