この講義では,文系科目と思われがちな経済学が実は社会や経済の問題を考える上での基礎的な科学であり,理系的な解析力が必要不可欠であることを1年次生に広く知ってもらい,経済分析へ関心をもってもうらうために行う。第1部では経済と経済学理論について,第2部では経済学により提案された政策の効果をいかに実証するかを話題とする。
この講義では、文系科目と思われがちな経済学が、実は社会や経済の問題を考える上での基礎的な科学であり、理系的な解析力が必要不可欠であることを1年次生に広く知ってもらい、経済分析へ関心を持ってもらうために行う。
第1回 経済学とはどんな学問か 第2回 「神の見えざる手」の定理
第3回 市場の失敗 第4回 国民経済計算
第5回 有効需要の原理 第6回 財政・金融政策
第7回 年金の経済学
第8回 実証分析とは? 第9回 最小自乗法
第10回 推定量の性質 第11回 仮説検定
第12回 定式化の誤り 第13回 分散異質性
第14回 診断統計量について
特定のテキストは使わない。講義資料を配付する予定。
参考書:伊藤元重「入門経済学」日本評論社
浅野・中村「計量経済学」有斐閣
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、平成17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
期末試験50%、宿題50%
やる気のある学生を歓迎する。人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。
推奨学期:1学期
連 絡 先:西8号館W602(樋口)、西8号館E606(金子)