各種精神疾患およびそれらにかかわる実証的研究を,心理検査の体験をおりまぜつつ紹介します。
臨床心理学および精神保健学という学問分野の「研究」「調査」といったものに対する理解を深めることを目的とした講義です。
臨床心理学及び精神保健学という学問分野の「研究」「調査」「論文」といったものに対する理解を深めることを目的とした講義です。。
一回目はガイダンスです。
二回目以降は、気分障害(うつ病、躁うつ病)、薬物依存、総合失調症、認知症、発達障害、摂食障害、認知療法、集団精神療法、各種心理検査(知能検査、人格検査、質問紙法、投影法など)、心理面接、精神分析、脳機能、質的研究、量的研究、当事者研究、事例研究、文献研究、メタアナリシス、EBM、統計手法、司法精神医学、芸術心理学などについて取り扱う予定です。
最終回に期末レポート(論述式テスト形式)を行います。
全体的に、「精神医学入門(別の日時に開講)」と比較すると臨床よりではなく研究よりの内容となりますが、心理検査の体験もおりまぜつつ授業を進めていきます。なお、事前知識は不要です。
資料は随時配付します。
参考図書は、
1)臨床データのまとめかた-研究計画から論文作成まで。(杏林書院)
2)よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方(東京図書)
3)心理測定尺度集 1~4巻(サイエンス社)
など多数ありますが、購入する必要はありません。
この科目は、平成18年度以降の入学生は文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。
基本的に期末レポート(論述式テスト形式)により評価を行います。授業時間内に実施します。紙媒体(書籍、ノート、配布資料など)の持ち込みは自由です。
出席は期末レポートの評価が「可」もしくは「不可」に属したものの成績評価にのみ影響します。出席は不定期にとります。
人数制限をする場合があるので、一日目の授業の必ず出席すること。
推奨学期:8学期
連絡先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室