近代文学   Japanese Modern Literature

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担当教員
小林 広一 
使用教室
金1-2(W934)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0125
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

まず,近代日本の傑作小説の母胎となった「文章」が,どんな思想や形而上学を築いたのか,またそのことで後世の小説家たちの「小説」にどんな影響を与えたのか,ことに「私小説」の成立について,学ぶ。近代日本にとって「私」とはいったい何であったのか,「私小説」の伝統と,この伝統とあらがった作家たちの苦闘について探る。
それらの「文章」や「小説」の決定的シーンを取り上げて鑑賞し,なぜ優れているのかについて,概説していく。

講義の目的

傑作小説とその母胎となった文章について、ことに私小説の成り立ちについて学ぶ。近代日本にとって「私」とは何だったのか。

講義計画

○ 二葉亭四迷・樋口一葉・泉鏡花
○ 国木田独歩・森鴎外・夏目漱石(明治)など
○ 谷崎潤一郎・芥川龍之介
○ 志賀直哉・菊池寛(大正)など
○ 横光利一・川端康成・葉山嘉樹・中島敦
○ 太宰治・梶井基次郎・武田泰淳・三島由紀夫(昭和)など

教科書・参考書等

プリントを使用する。

関連科目・履修の条件等

「文学A」の単位を取得した学生は履修できません。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

テスト(読書傾向と基礎的知識について)、感想文。

担当教員の一言

一回目の授業に必ず出席すること。

その他

推奨学期:3学期
連 絡 先:大岡山西9号館7階714号室 価値システム事務室

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