アカデミック・リーディングAII   Academic Reading in English A II

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担当教員
原田 大介 
使用教室
水5-6(W332)  
単位数
講義:0  演習:2  実験:0
講義コード
2902
シラバス更新日
2009年3月31日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

英文による専門的学術論文を効率的に読み解くための訓練を集中的におこなう。

講義の目的

TOEICなどの英語運用能力を測る標準化試験において、スコアのさらなる向上を図るためには、語彙力の増強と、短時間の内に与えられた英文の論旨を追いながら正確に読み取り、要点をとらえるための習熟が必要となります。この授業では、アカデミックな内容への導入となる文章を取り扱うことにより、英語の語彙力と読解力の強化を図ることを中心の目的とします。

講義計画

毎回の授業は、おおむねテキストの構成にしたがって、語彙力の確認及び効率的な文章読解を目指した問題演習の繰り返しとなります。また、読み取った英文を要約すること等により、英文作成の練習も随時行っていきます。

教科書・参考書等

George Ehrenhaft et al., Barron's ACT 2009 15th Edition (Book Only)

関連科目・履修の条件等

国際コミュニケーションIを補足する授業です。履修条件は特にありませんが、テキストレベルの一般的な参考書の解説を自分で読みこなして、ペースをつかめる場合にはこの授業を履修する必要はありません。

成績評価

毎回の課題提出と期末試験を総合して行います。

担当教員の一言

テキストが対象とするACTとは、主にアメリカの高校生が大学進学の際に課される標準化試験の一つで、同様な目的を持つSATと比べた場合、Science Reasoningと呼ばれるセクションが含まれることが特徴となっています。その他、基礎的な数学なども範囲に入りますが、この授業ではアカデミックな場面で求められる適切な英語の読解力向上のために、基本文法を振り返りながら、Reading、 Science Reasoning、及びWritingの各セクションの問題を中心に扱うこととします。なお、ACTだけでなく、TOEIC,TOEFLなどを含めた標準化試験は、学習の到達度を比較的短い期間で判定しようとするもので、得点自体が学習の完成を示すわけではありませんので、練習問題への取り組みは、英語の知識と運用法を再確認し、スピードの向上をはかるための手がかりとしてとらえてください。

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