風景学入門   Introduction of Landscape Study

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担当教員
桑子 敏雄 
使用教室
金3-4(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0419
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

「風景の目利きになる」
風景は,人間が自分の環境に対して行ってきた行為を映し出す鏡です。日本の風景のなかに,日本の思想と文化があります。
風景の見方を学ぶことによって,環境について考え,また,自分自身の姿を学ぶことができます。
本講義では,身の回りの風景に対する目利きになるためのトレーニングを行います。あわせて,まちづくりや公共事業への参加のあり方や合意形成のプロセス,その中で行われる議論の進め方などについても実践的に学びます。

講義の目的

「風景の目利きになる」
風景は、人間が自分の環境に対して行ってきた行為を映し出す鏡です。 日本の風景のなかに、日本の思想と文化があります。
 風景の見方を学ぶことによって、環境について考え、また、自分自身の姿を学ぶことができます。
 本講義では、身の回りの風景に対する目利きになるためのトレーニングを行います。 あわせて、まちづくりや公共事業への参加のあり方や合意形成のプロセス、その中で行われる議論の進め方などについても実践的に学びます。

講義計画

1.風景との出会い
2.風景と感情「あはれ」
3.風景と感情「おくゆかし」
4.風景と感情「いき」
5.風景と感情「存在感情」
6.感性と風土
7.風景の構造I 空間の構造と履歴
8.風景の構造II 主観と客観(視点と視線)
9.風景の作法I 「風景道」
10.風景の作法II 景観法の課題
11.風景の作法III 風景の倫理
12.風景のつくり方I パートナーシップと協働
13.風景のつくり方II 住民参加
14.風景のつくり方III 社会的合意形成
15.まとめ

教科書・参考書等

中村良夫『風景学入門』中公新書
桑子敏雄『風景のなかの環境哲学』東京大学出版会

関連科目・履修の条件等

この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には総合科目Aの単位として認定されます。なお、この科目は原則として一年生だけを対象とします。

成績評価

試験

担当教員の一言

人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

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