人間の知識表現と論理的言語   Logic and Knowledge Representation

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担当教員
藁谷 敏晴 
使用教室
金3-4(W321)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0403
シラバス更新日
2008年4月1日
講義資料更新日
2008年4月1日
学期
前期  /  推奨学期:-

講義概要

現代文明は,コンピュータ抜きでは考えられない。さて,数理論理学はコンピュータの理論的基礎の重要な基礎である。無論,論理学自身はギリシャの昔からあったが,19世紀末から今世紀にかけて「数学化,数学的学問としての整備」が行われた。こうしてできあがった数学化された論理学を「数理論理学」といい,これが現在のコンピュータ,コンピュータ文明の基礎をつくっている。
ところで,先ほど述べたように,現代文明はコンピュータ抜きには考えることができないことを考えると,数理論理学に関する一応の基礎的理解は学科によっては必須の知識であり,たとえ必須ではなくとも,こうした知識をもつことは望ましい。さて,数理論理の理解には二つの局面がある。一つは技術的側面であり,一つはそれを支えている哲学的思想的側面である。本講義では現代の数理論理学の哲学的側面を,人間知識の表現や推論などを例にとって,論ずる。数理論理学の知識は,もちろん不要である。

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