人文科学,社会科学についての深化した学習を通じて,文系学問の深い素養と思考法を修得することをめざす。少人数制を原則としたこの科目は,各授業担当教員により,開講形態,対象学年などが大幅に異なるので,「教授細目」(シラバス)」を参照されたい。
昔が好きになってくれれば、いいかな。
コースをふたつご用意しました。お選びください。
その1 自由研究コース
自分で自由にテーマを設定して、調査研究を実施。「邪馬台国のことを調べてみたい」「信長の強さの秘密は?」「明治維新がなぜ成功したか、日本の科学技術の発展と絡めて考えてみたい」などなど、なんでもOK。
ちょっと大きめのテーマを見つけ、自分で図書館通いをし、その成果をときどき報告に来てアドヴァイスをもらっては調査続行。そして、学期の終わりに、その成果を小論文にまとめて提出するしくみです。
その2 読書サイト参加コース(後学期のみ)
ワンハンドレッド・トライアル!本年度初の試みです。
歴史にまつわる課題図書100冊のなかから、20冊以上、かつ2000ページ以上を読破して、その体験をコメントとしてWeb上に残していただきます。濫読(らんどく)することで興味の幅や読書力をアップさせようという趣旨です。
100冊がどんなラインナップになるかは、秋になって公開される社会工学科「歴史方法論」(2008年度新設科目)のシラバスを御参照ください。
「むかし」に関心のあるかたなら、どなたでも。
カリキュラム変更のため、この科目は平成18年度以降の入学生には文系ゼミ、17年度以前の入学生には文系発展ゼミの単位として認定されます。
その1については半年の成果としてまとまった小論文で、どれだけオリジナリティが出せたかが評価ポイント。
その2については、読書体験の提示において、どれだけナイスコメントが出せたかが評価ポイント。
特に束縛がないので、自らの意志力に自信のあるかた向きです。