社会学応用   Application of Sociology

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担当教員
今田 高俊 
使用教室
月3-4(H111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
0170
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

本講義では,社会学第一の基礎論をもとにして,年齢・性・階級などによって分割されている社会状態,家族問題,技術と社会変動,都市化と生活の質など,日本社会の現実分析をまじえながら,具体的な社会現象を把握する応用論を講義する。

講義の目的

社会学基礎で学習した内容をもとに、年齢・性階級などによって分割される社会編成の状況、技術と社会変動、都市化と生活の質、家族と人口構成など、具体的な社会現象を把握する応用論について学習する。現実の社会は様々な要因が複雑に絡まりあっているため、どのような枠組みで全体を見渡せばよいか苦労することが多い。本講義では、社会的現実の仕切り方と理解の方法について学んでみる。

講義計画

第1講 講義の概要(講義全体の見取図・学習内容)
第2講 年齢構成と社会Ⅰ(年齢の分類・子供期・青年期)
第3講 年齢構成と社会 II (ヤング・アダルト期と中年期・老年と死)
第4講 ジェンダーI (性とジェンダー・ジェンダー役割と性差別)
第5講 ジェンダーII (性役割分業・フェミニズム運動・変化の兆候)
第6講 社会階級と階層I (階層と階級・不平等・貧困)
第7講 社会階級と階層II (地位形成・社会移動・階層構造の変動)
第8講 家族と人口構成I (親族と核家族・近代化と家族・変動する家族)
第9講 家族と人口構成II (人口構造・出生力と死亡・人口移動)
第10講 都市と生活の質I (都市化とアーバニズム・第三世界の都市問題)
第11講 都市と生活の質II (メトロポリス・都市計画と再開発)
第12講 テクノロジーと社会変動Ⅰ(近代化・労働と機械化)
第13講 テクノロジーと社会変動II (生態学的危機・地球環境問題)
第14講 全体のまとめと質疑応答
第15講 試験

教科書・参考書等

参考書:レオナード・ブルーム他『社会学』ハーベスト社。

関連科目・履修の条件等

この講義は、原則として社会学基礎を履修している者を受講対象とする。
この科目は、平成18年度以降の入学生には文系科目、17年度以前の入学生には文系基礎科目の単位として認定されます。

成績評価

試験による評価。

担当教員の一言

人数制限をする場合があるので、一回目の授業に必ず出席すること。

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