生物化学工学   Biochemical Engineering

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担当教員
丹治 保典 
使用教室
月3-4(B226)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8230
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月16日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

生体触媒が関与する生物化学反応過程の定量的把握とそのバイアリアクターへの応用のための基本事項を理解させることを目的とし,生体触媒の特徴と反応速度,バイオリアクターの構成法とその特徴などを修得させる。

講義の目的

「生物化学工学」は、生物の機能を一種の触媒として利用し、物質生産を行うための工学体系である。利用する生物機能は、酵素や微生物はもとより、遺伝子操作などにより機能改変した微生物、動・植物細胞を含む。講義では生物化学工学を理解するための基礎となる化学工学基礎、生体反応を定量的に捉えるための量論/速度論、生体機能を実際に利用するためのバイオリアクターの設計/操作、および生産された産物を分離精製するためのバイオセパレーションについて教授する。

講義計画

①バイオプロセスの構成、②化学工学基礎-1、③化学工学基礎-2、④生体触媒の特性-1、⑤生体触媒の特性-2、⑥生体触媒の量論/速度論-1、⑦生体触媒の量論/速度論-2、⑧中間試験(①~⑦の内容)、⑨生体触媒の量論/速度論-3、⑩バイオリアクターの操作-1、⑪バイオリアクターの操作-2、⑫バイオリアクターの設計-1、⑬バイオリアクターの設計-2、⑭バイオセパレーション-1、⑮バイオセパレーション-2、⑯期末試験(⑨~⑮回の内容)

教科書・参考書等

『生物化学工学』第3版(丹治、今井、養王田、萩野):講談社サイエンティフィク

関連科目・履修の条件等

関連科目:環境化学工学(生命工学科、4学期開講科目)
履修の条件:途中であきらめないこと

成績評価

中間試験(40)、期末試験(40)、レポート(20)

担当教員の一言

生物化学工学は生命現象を実学に発展させるために必須の学問体系です。生物工学コースの学生はもちろんのこと、他コース学生の履修も歓迎します。

その他

質問は講義終了後、または教員室(J2棟11階西、1110室)で受け付けます。

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