有機化学第四   Organic Chemistry IV

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担当教員
占部 弘和 
使用教室
月3-4(B226)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8233
シラバス更新日
2015年9月16日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

有機化学第三に引き続き,生命理工学における有機化学の実践的利点に重点を置いて解説する。すなわち,天然物有機化学,薬剤や生物活性化合物の合成,およびそれらの基盤となっている重要な有機反応や方法論の開発と利用などについて述べる。

講義の目的

有機化学の知識をもとにして,生体分子の構造や生体反応を分子レベルで理解することを目的とする。具体的には,炭水化物,アミノ酸,ホルモン,オータコイド,ビタミン,タンパク質,酵素,核酸等の反応と機能について解説する。

講義計画

1. 糖質の構造、機能
2. 糖質の生合成
3. 糖質の化学的性質・反応性
4. 糖質の化学合成・酵素合成
5. 糖質の設計、生化学・医薬への応用
6. 生理活性化合物の生合成
7. 生理活性化合物の有機合成
8. 生理活性化合物の構造と活性相関
9. ビタミンD3誘導体と医薬品
10. プロスタグランジンと医薬品

教科書・参考書等

ボルハルト・ショアー 現代有機化学・第3版-下- (化学同人)
畑中・西村・大内・小林 糖質の科学と工学(講談社サイエンティフィック)

関連科目・履修の条件等

有機化学第一,第二,第三を履修していることが望ましい。

成績評価

授業出席,授業中の小テスト、中間試験および期末試験

担当教員の一言

生体反応のメカニズムを分子レベルで有機化学の言葉で学ぶことができる。

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