酵素工学の基礎および応用を講義する。
酵素工学の知識を得る。さらに、基礎と応用へと結びつける講義とする。
有機化学の基礎知識をもとに、酵素の反応機構の理解を深める。また、酵素を用いる有機合成への応用や、医学分野への応用について述べる。
(前半10回 担当 松田知子)
(後半5回 担当 小倉俊一郎)
1~2 酵素とは
生物化学に共通する反応機構(1章)、生体分子(2章)、抗体触媒(配布資料)
3~4 脂質代謝に関連する酵素
反応機構(3章)、物質生産(配布資料)
5 炭水化物代謝に関連する酵素反応の基礎と応用(4章)
6 アミノ酸代謝に関連する酵素反応の基礎と応用(5章)
7 天然物の生合成に関連する酵素反応の基礎と応用(7章)
8~9 酵素のスクリーニング、反応条件、変異、リボザイムなど(配布資料)
10 中間試験(6/9)
11~15 医学分野への酵素工学の応用
教科書:マクマリー生化学反応機構(中間試験では持ち込み可)
有機化学第一、有機化学第二、生物化学第一、生物化学第二を履修している方が望ましい。
出席、レポート、プリゼンテーション、中間試験、期末試験の成績を総合して評価します。
必ずしも、すべてを課すとは限りません。
学生からのフィードバックを促し、わかりやすく楽しい授業にしたいと思っています。
なし