生物工学基礎   Fundamentals of Bioengineering

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担当教員
中村 聡  田川 陽一 
使用教室
金7-8(H121,J232(す))  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8217
シラバス更新日
2014年4月4日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:3,5

講義概要

機能性タンパク質など生体物質の構造と性質,酵素反応を中心とした生体内諸反応,細胞の増殖と諸機能,遺伝子工学・細胞工学など生物工学の基礎を理解させるとともに,バイオプロセスによる物質生産の基礎的事項を修得させる。「新版生物工学基礎」(大倉ほか,講談社サイエンティフィク)を教科書として使用する。

講義の目的

機能性タンパク質など生体物質の構造と性質,酵素反応を中心とした生体内諸反応,細胞の増殖と諸機能,遺伝子工学・細胞工学など生物工学の基礎を理解させるとともに,バイオプロセスによる物質生産の基礎的事項を修得させる。

講義計画

1.生物の構成単位:(1)細胞の構造 (2)生物の分類と進化
2.生体物質の化学:(1)アミノ酸 (2)タンパク質 (3)糖質 (4)核酸 (5)脂質
3.生体反応論:(1)代謝回路 (2)酵素の定義と分類
4.遺伝子工学とその応用:(1)分子遺伝学の基礎[複製、転写・翻訳] (2)遺伝子工学技術[酵素、ベクター、クローニング、PCR、塩基配列解析] (3)遺伝子工学の応用[外来タンパク質生産、GM作物、DNA鑑定と遺伝子治療] (4)カルタヘナ法
5.細胞工学とクローン技術:(1)モノクローナル抗体とハイブリドーマ (2)抗体の応用 (3)クローン動物 (4)生命倫理

教科書・参考書等

「新版 生物工学基礎」(大倉ほか)講談社サイエンティフィク

関連科目・履修の条件等

特になし。高校レベルの化学の基礎知識を有していることが望ましい。

成績評価

学期末試験で評価する。

担当教員の一言

これまでに生物を勉強したことのない学生、文系学生の受講も歓迎です。

その他

すずかけ台キャンパスでも遠隔開講しているが、生命理工学部の2年次学生は大岡山キャンパスで受講すること。

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