生体触媒が関与する生物化学反応過程の定量的把握とそのバイアリアクターへの応用のための基本事項を理解させることを目的とし,生体触媒の特徴と反応速度,バイオリアクターの構成法とその特徴などを修得させる。
「生物化学工学」は、生物の機能を一種の触媒として利用し、物質生産を行うための工学体系である。利用する生物機能は、酵素や微生物はもとより、遺伝子操作などにより機能改変した微生物、動・植物細胞を含む。
教授する項目には、①バイオプロセスの構成、②生体触媒の特性、③生体触媒の量論/速度論、④バイオリアクターの操作、⑤バイオリアクターの設計、⑥バイオセパレーションを含む。
『生物化学工学』第3版(丹治、今井、養王田、萩野):講談社サイエンティフィク
特になし
中間試験、期末試験、レポート
定量的な解析ができるエンジニアの養成を目指します。