遺伝子工学 情報   Genetic Engineering

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担当教員
半田 宏 
使用教室
木5-6(B221)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8249
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

遺伝子クローニングに用いる核酸関連酵素,クローニングベクター,遺伝子クローニングの方法,遺伝子及び遺伝子産物の検出方法,遺伝子の解析方法など,遺伝子工学の基礎について述べる。また,RNA干渉,遺伝子診断・治療といった関連技術について解説すると共に,遺伝子工学の社会的・倫理的側面についても言及する。(中村・福居)
遺伝子工学の始まりから,その後の発展を概説し,最新情報を紹介する。ゲノム,染色体,遺伝子,発現制御などの基礎と応用を解説し,遺伝子組換え,塩基配列解読法,PCR,RNAiなどの関連技術を紹介する。教科書として昭晃堂「新しい遺伝子工学」を用いる。(半田)

講義の目的

遺伝子の概念、遺伝子の構造、遺伝情報の発現過程、遺伝子の発現調節など遺伝現象の基礎的知見を修得させ、組換えDNA、DNAの導入と形質転換、異種遺伝子の発現などの技術体系およびその応用展開を修得させる。

講義計画

1. 遺伝子工学の始まり
2. 細胞の構造と構成成分
3. 染色体・遺伝子の構造
4. 遺伝子発現とその調節
5. 遺伝子操作法
6. ベクター
7. 遺伝子クローニング
8. ポリメラーゼチェイン反応
9. 発現ベクターによる生産
10. 細胞への遺伝子導入
11. トランスジェニック動物
12. 単クローン抗体
13. 植物における遺伝子工学
14. 遺伝子工学の応用
15. 総括

教科書・参考書等

「わかりやすい遺伝子工学」 昭晃堂
「ゲノムからの情報発現」 シュプリンガ-フェアラ-ク東京
「生体物質相互作用のリアルタイム解析実験法」 シュプリンガ-・フェアラ-ク東京
「ナノアフィニティビーズのすべて」 中山書店

関連科目・履修の条件等

生物学、生化学、分子生物学などの基礎的知識を有すること。

成績評価

筆記試験または口頭試験

担当教員の一言

特になし

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