生物化学(生命工)第二   Biochemistry II

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担当教員
濱口 幸久  山口 雄輝  近藤 科江 
使用教室
金5-6(W933)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8209
シラバス更新日
2011年3月2日
講義資料更新日
2010年11月15日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

生体がどのような物質で構成され、どのような機能をもっているかなど、生体分子の性質や構造を理解する。さらに生合成や代謝などバイオテクノロジー、ライフサイエンスを理解するために必要な最低限の基礎を学習する。

講義の目的

生物及び生体分子の特性を知り、生命現象の中の代謝や細胞の機能を理解することを目的とする。

講義計画

ヴォート著「生化学(上、下)第3版」の16章から28章までをカバーする。

1.代謝とは:動物細胞の基本的な構造・機能、代謝の意義について(近藤)
2.解糖:糖の代謝と酸素について(近藤)
3.グリコーゲン代謝:グリコーゲン代謝・エネルギー貯蔵について(近藤)
4.シグナル伝達:細胞増殖・細胞死・分化を促すシグナル伝達について(近藤)
5.細胞応答まとめ:代謝やシグナルについて復習しながら、生体の恒常性を維持する細胞応答についての概論(近藤)
6.膜輸送とクエン酸サイクル:膜輸送とクエン酸サイクルについて(山口)
7.電子伝達と酸化的リン酸化:電子伝達と酸化的リン酸化について(山口)
8.糖代謝の別経路:糖代謝の別経路について(山口)
9.光合成:光合成について(山口)
10.脂質代謝:脂質の分解と合成(濱口)
11.アミノ酸の代謝(1):アミノ酸の分解と合成(濱口)
12.アミノ酸の代謝(2):アミノ酸を材料とする生合成、窒素固定(濱口)
13.エネルギー代謝の統合と臓器分業:エネルギー代謝の主要経路、臓器分業、代謝の適応(濱口)
14.ヌクレオチドの代謝:ヌクレオチドの代謝,補酵素の生合成(濱口)

教科書・参考書等

ヴォート著「生化学(上、下)第3版」(東京化学同人)

関連科目・履修の条件等

生物化学第一を習得しておくこと。

成績評価

出席・小テスト・定期テストの結果を総合して評価する。

担当教員の一言

生物学に対する興味を引き出せるように、身近な例をあげて分かりやすく講義したいと思います。

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