環境化学工学   Environmental Chemical Engineering

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担当教員
丹治 保典  福居 俊昭 
使用教室
火1-2(H121)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8218
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

人間が地球生態系の一員として快適で健全な生活を営むためには,適切な物質とエネルギーを環境から過不足なく得ると同時に,不要になった物質とエネルギーを除去しなければならない。このための技術的基礎を工学の視点から学ぶ。

講義の目的

化学工学の基礎となる物質・エネルギーの収支の取り方を修得し、水環境や大気環境における物質とエネルギーの循環、および汚染された環境の浄化技術について教授する。

講義計画

1. 流体の特性と輸送
2. 物質移動とフラックス
3. 物質収支と環境
4. 人間活動と物質動態
5. 水環境に係わる生物機能(1)
6. 水環境に係わる生物機能(2)
7. 中間試験
8. 大気環境に係わる生物機能(1)
9. 大気環境に係わる生物機能(2)
10. 土壌環境に係わる生物機能
11. バイオレメディエーション(1)
12. バイオレメディエーション(2)
13. 持続可能な社会創造と生物機能
14. 期末試験

教科書・参考書等

海野 肇、松村正利、藤江幸一、片山 新、丹治保典 共著:「環境生物工学」(講談社サイエンティフィク)

成績評価

レポート、期末試験を総合して評価する。

担当教員の一言

生物機能の応用が、健全な環境の維持に如何に寄与し得るかを習得してほしい。

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