多様性生物学   Biodiversity

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担当教員
本郷 裕一  二階堂 雅人 
使用教室
火1-2(B223)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8137
シラバス更新日
2015年11月12日
講義資料更新日
2015年11月11日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

動物の行動を決めるものと,行動の基礎となる体のデザインについて学ぶ。

I.行動
古典的進化論から進化生態学へ,行動生態学(包括適応度,ゲームの理論,ESS)
II.動物のデザイン
さまざまな動物の体のデザイン(刺胞動物,環形動物,昆虫,軟体動物,棘皮動物,脊索動物)

講義の目的

前半では,さまざまな動物分類群について,その群の特徴と行動の基礎となる体のデザインについて,形態学と生理学の観点から講義する.後半では,分子生態学的な多様性解析や,多様性を成立させる要因,共生の生物学などを講義する.

講義計画

1. 「種」とは何か?〜細菌に「種」はあるのか〜
2. 「性」とは何か?〜なぜ二倍体が進化したのか〜
3. 種多様性の成り立ち:競争と補食
4. 種多様性の成り立ち:共生と寄生
5. 群集構造と多様性の評価
6. 環境ゲノミクス
7. 進化と系統樹
8. 種多様性の創出:自然選択など
9. 多彩な生き様:脊椎動物
10. DNAレベルで考える進化1
11. DNAレベルで考える進化2
12. DNAレベルで考える進化3
13. 多彩な生き様:原核生物と原生生物
14. 多彩な生き様:真菌類
15. 多彩な生き様:無脊椎動物

教科書・参考書等

指定無し

関連科目・履修の条件等

基礎生物学A,Bを履修していることが望ましい.

成績評価

期末試験

担当教員の一言

上記担当教員2人が分担して講義する.講義計画の1-7が本川が,8-13は本郷が担当する.

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