近年のライフサイエンス、バイオテクノロジー分野の発展に伴い、生命倫理上の問題や、遺伝子組換え技術等に係る安全性の問題等に適切に対応するための関連法規が整備されている。生命理工学分野に係る関連法規、生命倫理について解説する。
生命理工学分野は、物理・化学・生物・情報科学などからなる融合分野である。近年のライフサイエンス、バイオテクノロジー分野の発展に伴い、生命倫理上の問題や、遺伝子組換え技術等に係る安全性の問題等に適切に対応するための関連法規が整備されている。本講義では、研究室配属前の学生を対象に、生命理工学分野に係る関連法規、生命倫理について解説する。
第1回 総論(生命理工学研究の発展と関連法規の整備、現状)
第2回 環境・安全法規1(消防法・化管法、高圧ガス、労安法など) (小山)
第3回 環境・安全法規2(消防法・化管法、高圧ガス、労安法など) (小山)
第4回 環境アセスメント法 (錦澤)
第5回 生物多様性基本法と外来生物法 (村山)
第6回 病原体等のリスクとバイオセイフティレベルの分類(一瀬)
第7回 ヒトゲノム研究、生命倫理、疫学研究 (伊藤)
第8回 アイソトープ実験関連法規1 (実吉)
第9回 アイソトープ実験関連法規2 (実吉)
第10回 遺伝子組換え実験関連法規1 (増田)
第11回 遺伝子組換え実験関連法規2 (増田)
第12回 動物実験関連法規1 (廣田)
第13回 動物実験関連法規2 (廣田)
第14回 再生医療研究(ヒトES細胞、iPS 細胞) (田川)
講義当日配布する講義用資料を参考のこと。
卒業研究(研究室所属)前の履修が望ましい。
講義ごとの出席、小テスト等で評価する。
研究室所属前の履修を勧める。