分子遺伝学   Molecular Genetics

文字サイズ 

担当教員
駒田 雅之 
使用教室
金3-4(B223(す))  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8125
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

メンデル遺伝学を分子生物学の立場から概説した後,遺伝情報の発現,複製,組み換え機能を分子レベルで理解させる。さらに,トランスジェニックマウスの作製による遺伝子の生体内での機能の研究,ゲノムのリンケージマップやフィジカルマップの意義,それを利用した近年のヒト疾患の病態の解明につながる遺伝子クローニング,などをトピックスとして取り上げ解説する。

講義の目的

メンデル遺伝学を分子生物学の立場から概説した後,遺伝情報の発現,複製,組み換え機能を分子レベルで理解させる。さらに,トランスジェニックマウスの作製による遺伝子の生体内での機能の研究,ゲノムのリンケージマップやフィジカルマップの意義,それを利用した近年のヒト疾患の病態の解明につながる遺伝子クローニング,などをトピックスとして取り上げ解説する。

講義計画

I.遺伝情報の複製
1: 細胞分裂と染色体の分配
2: 遺伝子の伝わり方:メンデルの法則
3: DNAの複製
4: DNAの組み換えと修復
II.遺伝情報の発現
5: 転写
6: RNAプロセッシング
7: 翻訳
8: 発現の調節(1)
9: 発現の調節(2)
III.遺伝と疾患
10: 遺伝性疾患
11: がんの分子遺伝学
12: 遺伝子の解析
13: 遺伝子診断、遺伝子治療
14: 遺伝子の機能解析
15: 期末試験

教科書・参考書等

プリントを用意する。

関連科目・履修の条件等

分子生物学第一、第二を履修していることが望ましい。

成績評価

中間試験、期末試験

担当教員の一言

講義には連続して出席し、分子遺伝学の基礎が応用研究にいかに重要であるかを理解してほしい。

このページのトップへ