分子生物学第一   Molecular Biology I

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担当教員
喜多村 直実  梶川 正樹 
使用教室
火3-4(W521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
8111
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

生命現象に関する分子的基礎を修得することを目的とし,DNA及びRNAの化学構造と化学的性質について概説した後,複製,修復,組換え,転写と翻訳について遺伝の基本メカニズムを解説し,ついでDNAクローニングと遺伝子工学の基礎について述べる。さらに真核細胞の核に焦点をあて,そこで行われる染色体の構築と複製およびRNA合成・スプライシングについて解説する。

講義の目的

生命現象に関する分子的基礎を修得することを目的とし,DNA及びRNAの化学構造と化学的性質について概説した後,複製,修復,組換え,転写と翻訳について遺伝の基本メカニズムを解説し,ついでDNAクローニングと遺伝子工学の基礎について述べる。さらに真核細胞の核に焦点をあて,そこで行われる染色体の構築と複製およびRNA合成・スプライシングについて解説する。

講義計画

I. 細胞の化学と生合成
核酸の場合


II. 遺伝の基本
1. DNAの構造と機能
2. 染色体DNAとクロマチンへの詰め込み(斉藤),染色体の全体構造
3. DNA塩基配列の維持
4. DNA複製機構(宍戸),その開始と完了
5. DNA修復
6. 普遍的組換え(喜多村),部位特異的組換え
7. ゲノム情報の読み取り:DNAからRNAへ,RNAからタンパク質へ
III. 基礎的研究手法
1. 細胞の単離、培養および分画
2. DNAの単離とクローニング
3. 塩基配列の決定

教科書・参考書等

細胞の分子生物学 第4版

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

筆記試験(中間試験・期末試験)の点数を基に行う。

担当教員の一言

講義には連続して出席すること。

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