グローバル理工人概論 1   Advanced Course for Global Scientists and Engineers

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担当教員
HOPE THOMAS EDWIN 
使用教室
金9-10(W933)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
5680
シラバス更新日
2014年10月3日
講義資料更新日
2014年10月3日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:4,6,8

講義概要

科学者・技術者には、グローバル化する世界の中で働き、問題解決に取り組むための知識と技術が求められる。「グローバル」とは、国家間のつながりを理解し、異なる文化のなかに相違点と類似点を認めることを意味する。本講義ではヨーロッパと北米における工業製品の製造と消費における関係性に焦点をあてる。工業製品をテーマとしたグループ研究とケーススタディから、異文化理解と現代社会で我々が影響を受ける相関的な問題について学ぶ。

導入のための全体講義の後、グループワークを通じデータの収集と分析を行う。予習としてオンライン、オフラインでデータ収集をすることが望ましい。講義には、データ収集を助け研究対象を絞り込むためのアシスタントが参加する。グループで発表やレポートを行うことによりグローバルな視点を養い、チームワークを学ぶ。

講義の目的

科学者・技術者として知っておくべきヨーロッパと北米の問題について知識を深めるとともに、①信頼性の高いデータを収集し、②英語でインタビューし、③メディアで報道される問題の本質に迫り、わかりやすく説明する経験とスキルを身につける。また、英語でグループワークを重ねることで自信をつける。

講義計画

1. 導入:ヨーロッパ・北米の事例を通してグローバル化を実感する。わかりやすい問題と調査スキルの入門編。
2. グループワーク: インタビューやディスカッションを通して工業製品に関しての問題を発見する。アシスタント参加あり。
3. グループワーク: データを使って問題の理解を深める。アシスタント参加あり。
4. 問題の要約と最初の報告: 研究対象の絞り込み。
5. グループワーク: データ分析
6. グループワーク: データ分析とプレゼン準備
7. 最終報告と総括

教科書・参考書等

N/A

関連科目・履修の条件等

グローバル理工人育成コースに所属申請していない場合は、本年10月に教務
ウェブシステムより募集する所属申請を行うこと。

成績評価

グループワークでのパフォーマンス(個別評価)10%   レポートの担当部分(個別評価) 30%   個別感想文(個別評価) 30%
レポート全体(グループ全体評価) 10%   グループ発表(グループ全体評価) 10%   グループディスカッション(グループ全体評価) 10%

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