社会工学計画演習   Planning Workshop in Social Engineering

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担当教員
十代田 朗  齋藤 潮  中井 検裕  土肥 真人  真野 洋介  津々見 崇  杉田 早苗  沼田 麻美子  笠原 知子 
使用教室
火5-8(西9-536社工計画演習室)  
単位数
講義:0  演習:1  実験:2
講義コード
7752
シラバス更新日
2015年3月16日
講義資料更新日
2015年3月31日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

現代の都市における問題群からよく耳にするキイワードを選び,その意味するところを掘り下げ,オリジナルな枠組をもってそれを捉え直し,その枠組から将来に向けて為すべきことを提案するというプロセスを経て,互いに異なる考え方を調査やディスカッションを通じて収束する方途を模索させる。グループ課題。

講義の目的

本演習では、計画対象とする地域について、その特性を活用しながら地域の課題を解決するような計画提案を行うプロセスを学習する。ただし、地域の諸状況について、資料調査や実地踏査を通じて洗い出し、対処すべき重要かつ独創的なテーマを設定する必要がある。その上で、根拠(データ)に基いた合理的な課題解決方策を検討し、計画という体裁で提案を行ってほしい。

講義計画

川崎市梶ヶ谷地区を対象とし、地域の有する資源や課題を整理した上で、地区計画を立案します。
履修生の過去の科目履修状況等を踏まえ、今年度は前半部でKJ法やアンケート調査についての演習を行い、その成果物を活かして、後半部では上記の計画立案を行います。

教科書・参考書等

記号の意味:
★・・・東工大図書館にあります
☆・・・横浜市図書館にあります(※自分で館名を確認してください)
◎・・・東京都立中央図書館にあります(館内利用のみ)

・齊藤広子『これから価値が上がる住宅地―八つの発想の転換』学芸出版社☆
・甲斐徹郎・チームネット『まちに森をつくって住む』OM出版☆◎
・服部圭郎『衰退を克服したアメリカ中小都市のまちづくり』学芸出版社◎
・広井良典『コミュニティを問いなおす』ちくま新書☆◎
・三浦展『東京は郊外から消えていく!』光文社新書◎
・若林幹夫『郊外の社会学』ちくま新書☆◎
・大西隆『逆都市化時代―人口減少期のまちづくり』学芸出版社☆◎
・樋口忠彦『郊外の風景―江戸から東京へ (江戸東京ライブラリー)』教育出版☆◎
・新しい都市計画教程研究会編『都市・まちづくり学入門』学芸出版社★☆◎
・原武史・重松清『団地の時代』新潮選書☆◎
・吉田友彦『郊外の衰退と再生―シュリンキング・シティを展望する』晃洋書房★◎
・村上敦『フライブルクのまちづくり : ソーシャル・エコロジー住宅地ヴォーバン』学芸出版社☆◎

関連科目・履修の条件等

科目履修等の条件はありませんが、グループ課題ですので授業時間以外の作業時間帯について、他の班員と調整する必要があります。

成績評価

最終報告書、パネル、最終発表会でのプレゼン、の3つについて評価を行う予定です。
(問題発見・構造化及び調査30%、計画提案内容40%、表現力30%)
担当教員全員の評価点の平均値(班ごと)が成績となります。

担当教員の一言

「大変だったけど、楽しかった」が毎年の履修後の学生の感想です。
大勢のスタッフやTAが面倒を見ます。ぜひトライして下さい。

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