古来「社会あるところ法あり」と言われてきたように、法と社会は不即不離の関係にある。法を抜きにして社会を深く考察することはできないのである。今日、法は全体として一つのまとまりをもって存在し、外部からは容易に理解しがたい一つのシステム(法システム)を構築しているが、法システムとはいったいどのようなシステムなのであろうか。
社会の現状を分析したり、あるべき姿を模索したりする際には、法に関する基本的な知識がどうしても必要となる。これを身に付けることが本講の目的である。
1法とは何か
2法学の世界
3法と近代
4国法
5民事法
6刑事法
7国際法
適宜紹介する。
特になし
期末試験により評価する。