プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。
プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。
1. プロジェクトの経済効果とは 4.7
2. 経済波及効果と産業連関分析 4.14、21、28
3. 消費者余剰による便益評価 5.7、12
4. 費用便益分析 基準 6.23、7.14
5. 非市場財の便益評価 5.19
6. 表明選好とCVM 6.16
7. 顕示選好とヘドニックアプローチ 6.2
8. キャピタリゼーション仮説とヘドニックアプローチの限界 6.9
9. テスト 5.26(中間テスト)7.28(期末テスト)
10. 解説
肥田野 登,環境と社会資本の経済評価-ヘドニック・アプローチの理論と実際-,(勁草書房)
肥田野 登編,環境と行政の経済評価―CVMマニュアル、勁草書房
Hidano, N, The Economic Valuation of the Environment and Public Policy: A Hedonic Approach, (Edward Elgar)
ミクロ経済学I,II,マクロ経済学I,II,公共経済学,計量経済入門を履修していることが望ましい。
レポート20、テスト40、40
世界文明センター一階で開講します。授業後30分の間に質問をすること。