プロジェクトの経済学   Economic Valuation of Public Project

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担当教員
肥田野 登 
使用教室
月5-6(80年会議室2階)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7718
シラバス更新日
2014年3月18日
講義資料更新日
2014年4月2日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。

講義の目的

プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。

講義計画

1. プロジェクトの経済効果とは  4.7
2. 経済波及効果と産業連関分析  4.14、21、28
3. 消費者余剰による便益評価  5.7、12
4. 費用便益分析 基準 6.23、7.14
5. 非市場財の便益評価  5.19
6. 表明選好とCVM  6.16
7. 顕示選好とヘドニックアプローチ  6.2
8. キャピタリゼーション仮説とヘドニックアプローチの限界 6.9
9. テスト  5.26(中間テスト)7.28(期末テスト)
10. 解説 

教科書・参考書等

肥田野 登,環境と社会資本の経済評価-ヘドニック・アプローチの理論と実際-,(勁草書房)
肥田野 登編,環境と行政の経済評価―CVMマニュアル、勁草書房
Hidano, N, The Economic Valuation of the Environment and Public Policy: A Hedonic Approach, (Edward Elgar)

関連科目・履修の条件等

ミクロ経済学I,II,マクロ経済学I,II,公共経済学,計量経済入門を履修していることが望ましい。

成績評価

レポート20、テスト40、40

オフィスアワー

世界文明センター一階で開講します。授業後30分の間に質問をすること。

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