コミュニケーション選択の理論とシステムデザイン   Discrete Choice Theory and Design of Communication System

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担当教員
肥田野 登 
使用教室
木5-6(W932)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7720
シラバス更新日
2014年1月21日
講義資料更新日
2013年12月15日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

コミュニケーションを対象に人間の心理的な選択理論である,離散的選択理論(計量経済学)を学び,その限界から,コミュニケーションの変容が起こる条件を時空間認識に立脚した,芸術創造を行うことによって考える。本年度は特に東工大にある名ピアノベヒシュタイングランドピアノをテーマに行う。

講義の目的

近年,計量経済学の主要な手法となり環境経済学、公共経済学、地域経済学、都市経済学、実験経済学、国際経済学、労働経済学など応用経済学で多大な力を発揮する確率効用理論にもとづく離散的選択理論を自分のものとする。さらに合理的選択の限界を超えるために、芸術創造を行うことによって創造的な選択のあり方を考える。

講義計画

10月3日計量経済学の二つの考え方、選択肢集合とイノベーション、ベヒシュタインピアノ
10月10日  確率効用理論
10月15日  18時30分−20時  西9号館ホール コミュニケーションの選択肢 ピアノ、演奏者、聴衆 第一レポート
10月24日  データ構造、IIA
10月28日  18時30分−20時 西9号館ホール コミュニケーションの選択肢 演奏者、聴衆  第2レポート
10月30日  14−19時 の一部 西9号館ホール コミュニケーションの選択肢 演奏者、ピアノ 第3レポート
10月31日  18時30分−20時 西9号館ホール コミュニケーションの選択肢 演奏者、聴衆  第4レポート
11月7日   プロビットモデルの識別
11月14日  Nested logit ,IIA
11月21日  Mixed logit
11月28日  検定
12月5日   回帰分析との比較
12月12日  予想できない選択肢の考案 エスキス
12月19日  review Test
1月23日    作品発表

教科書・参考書等

Discrete Choice methods with simulation 著名な本でダウンロード可能http://elsa.berkeley.edu/books/choice2.html
必ず持ってきてください
参考に入門社会工学 第3章 ホワイトカラーの行動と選択

関連科目・履修の条件等

関連科目・履修の条件等
計量経済学入門、確率と統計,統計学の履修が望ましい。

成績評価

成績評価
レポート(4×5)、テスト(80)、及び発表と作品(20)

その他

Random utility modelの理解と限界、新たな発想への取り組みが理解出来るようになれるとおもいます。

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