プロジェクトの経済学   Economic Valuation of Public Project

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担当教員
肥田野 登 
使用教室
月5-6(W834)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7718
シラバス更新日
2013年4月1日
講義資料更新日
2013年4月1日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。

講義の目的

プロジェクトの効率的かつ公正な運営に不可欠な,客観的な評価手法である,経済学に準拠した費用便益分析の理論と実際を学習する。乗数効果は存在するかなどのマクロ経済学から,費用便益分析のミクロ経済学的基礎,前提条件,CVM(仮想市場法),及びヘドニック分析について,最新の情報を提供する。また演習によってその理解を深める。

講義計画

1. プロジェクトの経済効果とは
2. 経済波及効果と産業連関分析
3. 消費者余剰による便益評価
4. 費用便益分析
5. 非市場財の便益評価
6. 表明選好とCVM
7. 顕示選好とヘドニックアプローチ
8. キャピタリゼーション仮説とヘドニックアプローチの限界
9. テスト
10. 解説 

教科書・参考書等

肥田野 登,環境と社会資本の経済評価-ヘドニック・アプローチの理論と実際-,(勁草書房)
肥田野 登編,環境と行政の経済評価―CVMマニュアル、勁草書房
Hidano, N, The Economic Valuation of the Environment and Public Policy: A Hedonic Approach, (Edward Elgar)

関連科目・履修の条件等

ミクロ経済学I,II,マクロ経済学I,II,公共経済学,計量経済入門を履修していることが望ましい。

成績評価

レポート、テスト

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