社会科学原論   Principles of Social Science

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担当教員
清水 和巳 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7713
シラバス更新日
2013年5月9日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

授業は教員による講義、受講者との質疑応答を組み合わせた形で進められる。初心者でも参加できるような基礎からの講義を目指す。

講義の目的

この講義は,政治経済学の研究に必要な研究手法の効果的な習得を目指している。まず、統計分析、数理モデル、実験、シミュレーション、世論調査、規範理論などの手法の方法論的位置づけを講義し、ついで、その応用について具体的な政治経済現象の分析例を示してみる。

講義計画

平成25年講義日程
 6月22日(土):4時限(1・2時限、3・4時限、5・6時限、7・8時限)
 6月29日(土):4時限(1・2時限、3・4時限、5・6時限、7・8時限)
 7月 6日(土):4時限(1・2時限、3・4時限、5・6時限、7・8時限)
 7月13日(土):3時限(1・2時限、3・4時限、5・6時限)
西9号館933講義室

第1回
1)オリエンテーション
第2回
2)政治経済学とは何か?
第3回
3)統計(1):確率変数
第4回
4)統計(2):確率分布と統計的検定
第5回
5)シミュレーション(1):自然科学における位置づけ
第6回
6)シミュレーション(2):社会科学における位置づけ
第7回
7)実験(1):比較
第8回
8)実験(2):検証と探索
第9回
9)数理モデル(1):予測モデル?
第10回
10)数理モデル(2):ベンチマーク?
第11回
11)事例研究:定量的研究方法の応用
第12回
12)世論調査:マイクロデータ収集の意味
第13回
13)規範(1):パレート効率性。
第14回
14)規範(2):パレート効率的状態からの絞込み
第15回:全体の総括

教科書・参考書等

教科書 『<入門>政治経済学方法論』(清水・河野編著、東洋経済新報社)
参考文献 キング・コヘイン・ヴァーバ(KKV)『社会科学のリサーチデザイン』勁草書房
以上に限らず、適宜示唆する。

関連科目・履修の条件等

統計学、科学方法論、ゲーム理論などに関して基礎的な知識があるのが望ましい。

成績評価

人数によって評価方法を変更する可能性(例えば教条試験の実施など)があるが、基本的には以下の様な評価方法にしたがう。
平常点評価: 80% 出席状況及び講義への参加態度
その他: 20% タームペーパー

担当教員の一言

質疑応答が活発になるような講義を心掛けたいと思います。

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