ゲーム理論(Game Theory)、契約理論(Contract Theory)、経済史(Economic History)の3つの分析道具を基に比較制度分析(Comparative Institutional Analysis)について学習する。講義の前半は、制度分析の道具を身につけるためにゲーム理論、契約理論、経済史の基礎理論について学ぶ。講義の後半は、前半で学んだ経済理論をもとに現在と過去の多様な経済制度について分析を行う。
ゲーム理論(Game Theory)、契約理論(Contract Theory)、経済史(Economic History)の3つの分析道具を基に比較制度分析(Comparative Institutional Analysis)について学習する。講義の前半は、制度分析の道具を身につけるためにゲーム理論、契約理論、経済史の基礎理論について学ぶ。講義の後半は、前半で学んだ経済理論をもとに現在と過去の多様な経済制度について分析を行う。
第 1回 ガイダンス
第 2回 制度の経済学
第 3回 組織の経済学
第 4回 制度の歴史分析
第 5回 ゲーム理論の基礎
第 6回 契約の経済理論
第 7回 制度と組織の経済史
第 8回 企業間取引、現代(自動車産業における部品取引)
第 9回 企業間取引、歴史(桐生織物業における織元と賃機の取引)
第10回 労働組織、現代(雇用慣行とインセンティブ設計)
第11回 労働組織、歴史(近代製糸業と誘因制御)
第12回 企業金融、現代(資金調達とガバナンス)
第13回 企業金融、歴史(戦前日本の関係融資)
第14回 財政、現代(国と地方の補助金契約とインセンティブ問題)
第15回 財政、歴史(明治憲法体制の光と影)
期末テスト
配布プリント
中林真幸・石黒真吾編『比較制度分析入門』有斐閣、2010年
岡崎哲二『コア・テキスト経済史』新潮社、2005年
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期末テスト