地球環境モデル論   Global Environmental Modeling

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担当教員
増井 利彦 
使用教室
水1-2(W931)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
7728
シラバス更新日
2012年10月1日
講義資料更新日
2013年2月6日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

持続可能な発展の実現に向けた理論に関する講義と、それを踏まえた将来シナリオ開発・モデル分析についての演習を行う。

講義の目的

気候変動問題を中心に、環境変化や経済活動を記述するモデルとモデルを用いたシナリオ開発について説明するとともに、環境と経済の両立を目指したトピックの解説、モデルのプログラミング及びシナリオ作成の演習を通じて、シナリオ分析と政策評価の基礎について習得する。

講義計画

経済的手法の効果と影響
経済モデルと環境:統合評価モデル
地球環境研究における将来予測 IPCCを例に
シナリオ作成の手順(1) シナリオの目的・構造の明確化/将来の枠組みの設定
シナリオ作成の手順(2) シナリオライティングと定量化
シナリオ作成の手順(3) 政策の検討と評価
システムダイナミクスモデルとその演習
動学的最適化モデルとその演習
経済発展と環境 環境クズネッツ曲線は成立するか?
ミレニアム開発目標と持続可能な開発目標
経済のグリーン化と環境産業
シナリオ作成の手順(4) シナリオ報告会
本講義のまとめ

教科書・参考書等

各回の講義で参考資料を、演習の際にはモデルのプログラムを、それぞれ提供する。

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

課題報告とレポートで評価を行う。.

担当教員の一言

環境変化と社会経済活動を記述するモデルやシナリオの講義を聴くだけでなく、実際に作業することで、将来を体験してもらいたい。

その他

【授業のホームページ】

http://www.soc.titech.ac.jp/~morita/
http://www-iam.nies.go.jp/aim/

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