人間科学概論   Applied Social Science Related to Social Justice and Civic Actions

文字サイズ 

担当教員
安立 清史  内藤 佳津雄  林 達雄  渡部 幹  中村 好一  野口 秀行  小林 美和  佐藤 香 
使用教室
木7-8(W932)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7729
シラバス更新日
2011年10月5日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

社会における弱者に注目して,その社会と人間についての基本的問題の所在を明らかにし,種々の解決策などについて考察する。本講義においては,開発途上国への非政府組織による経済的社会的援助の問題,難民への援助の問題,地方自治体の国際協力としての先進国及び開発途上国の弱者への援助及び協力の問題,先進国,特に日本における老人医療の問題などに焦点を当てる。

講義の目的

社会における弱者に注目し、その社会と人間についての基本的問題の所在を明らかにし、種々の解決策などについて考察する。本講義においては、開発途上国への非政府組織による経済的社会的援助の問題、難民への援助の問題、地方自治体・民間の国際協力としての先進国及び開発途上国の弱者への援助及び協力の問題、先進国、特に日本における老人医療の問題に焦点を当てる。

講義計画

●授業時間 木曜日7~8限(3:00~4:30)教室 W932
 
●担当教官 坂野達郎准教授(西9号 505号室 内線3820)
      
●イントロダクションの後は、第一回授業は、11月10日から開始します。
●今年度の講義予定は、以下の通りです。

  0 10/06(木) イントロダクション
    10/13(木) 休講
    10/20(木) 休講
    10/27(木)(月曜授業)
    11/03(木)休日
  1 11/10(木) 社会制度と心のメカニズム1ー社会的交換理論 渡部 幹(早稲田大学社会心理学) 
  2 11/17(木) 社会制度と心のメカニズム2ー社会的交換理論 渡部 幹(早稲田大学社会心理学)
  3 11/24(木) 高齢者のQOLと福祉政策1 内藤佳津雄(日本大学心理学) 
  4 12/01(木) 高齢者のQOLと福祉政策2 内藤佳津雄(日本大学心理学)
  5 12/08(木) 性役割分業と生活時間の国際比較 佐藤香(東京大学社会科学研究所)
  6 12/15(木) グローバル化する社会と感染リスク 中村好一(自治医科大学 公衆衛生学) 
  7 12/22(木) 休講
  8  1/05(木) NPOと企業の社会貢献 山本美和(ボーンイング 政府担当部長)  
  9  1/11(水) コミュニティビジネスとまちづくり金融 野口秀行(日本政策投資銀行)* 
 10  1/19(木) 社会を変える高齢者NPO - NPO日米組織比較(九州大学人間環境学研究院) ** 
11 1/26(木) NGOの役割-アフリカ、エイズの現場と国際政治 林 達雄(多文化共生センター 医師)** 
2/02(木) 休講

*   1月11日は、講師の都合で水曜日1時20分から2時50分まで
**  1月19日,1月26日は、講師の都合で3時から6時分まで連続

●授業の進め方
 オムニバス形式で、行う。
 
 
問い合わせは、坂野(内線3820)まで。

教科書・参考書等

各講師より指定される。

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

・各回講義終了後、感想(800字程度)を提出すること。次の講義の開始時に集めるので持参の事。
 ・最終授業後、講義に関連したテーマを一つ選び、レポートを提出。分量自由(Ms Word)。
  成績は、各回感想50%、期末レポート50%の割合で評価します。
期末レポート期限は、追って連絡します。

担当教員の一言

経済発展が効率性を重んじ、公平性に対する考慮が軽んじられ、先進国・開発途上国に関わらず、「弱者」に対する考慮が特に重要になっている。種々の開発計画を将来手がけていくであろう社会工学の学生諸君は、「弱者」に対してどのような考慮が必要なのか、真剣に学んでほしい。

このページのトップへ