社会調査論   Social Research

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担当教員
島根 哲哉  朴 堯星 
使用教室
金1-3(W931)  
単位数
講義:2  演習:1  実験:0
講義コード
7725
シラバス更新日
2011年3月23日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

社会調査の方法論の基礎的な理解、調査のデザイン、実施からデータ分析の技法を一通り習得します。講義前半では、社会調査の歴史と現状、社会調査法の基礎と仮説構築方法を学び、実際に調査企画書を作成してもらいます。後半では、統計ソフトstataを使ってJGSS-2005公開データ用いた二次分析の演習をおこない、カテゴリカル・データを中心とする社会統計学の基礎的な分析手法と表現手法を学びます。最後は、各自の関心に応じて分析報告書を作成・提出してもらいます。

講義の目的

自分で社会調査を企画し、計量分析を用いた簡単な報告書が書けるようになることを目的とします。

講義計画

スケジュール
 第1回 (4/9) イントロダクション-社会調査の歴史と現状
 第2回 (4/17) 社会調査法(1)仮説設定、因果関係の推論と相関の誤謬【演習】
 第3回 (4/24) 社会調査法(2)調査票の構成とワーディング【演習】
 第4回 (5/1) 社会調査法(3)調査の実施、サンプリング法と調査倫理【演習】
 第5回 (5/15) 調査企画書作成演習
    (※以後PC使用)
 第6回 (5/22) データハンドリング・基本分布と統計量・数字による表現法【演習】
 第7回 (5/29) DK.NA.の処理・指標の作成【演習】
 第8回 (6/5) クロス表による因果分析(1) クロス表の作成と因果推論【演習】
 第9回 (6/12) クロス表による因果分析(2) 独立性の検定と相関係数【演習】
 第10回 (6/19) 多重クロス表によるログリニア分析(1)
 第11回 (6/26) 多重クロス表によるログリニア分析(2)【演習】
 第12回 (7/3) ロジスティック回帰分析
    (※分析レポート〆切り 7/6 15:00 社工事務室)
 第13回 (7/10) 優秀者によるプレゼンテーション・講評
(7/14) ※最終レポート提出

教科書・参考書等

講義内で適宜配布します。

関連科目・履修の条件等

統計学の基礎、特に仮説検定・推定の基礎的な知識が必要になります。

成績評価

各回の演習課題(計40点)および調査企画書(各30点)と最終レポート(30点)

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