コミュニケーションを対象に人間の心理的な選択理論である,離散的選択理論(計量経済学)を学び,その限界から,コミュニケーションの変容が起こる条件を時空間認識に立脚した,芸術創造を行うことによって考える。
近年,計量経済学の主要な手法となり環境経済学、公共経済学、地域経済学、都市経済学、実験経済学、国際経済学、労働経済学など応用経済学で多大な力を発揮する確率効用理論にもとづく離散的選択理論を自分のものとする。さらに合理的選択の限界を超えるために、芸術創造を行うことによって創造的な選択のあり方を考える。
1. 1. 4月11日 イントロダクション 選択集合、ロジットモデル
2. 4月18日 ロジットモデルの定式化、推定
3. 4月25日 ロジットモデルの実際
4. 5月2日 プロビットモデル
5. 5月9日 同上
6. 5月16日 ネスティッドロジット
7. 5月21日 同上
8.5月23日 コミュニケーションと選択集合とロジックの改変―A Look
from abroad: Color into sound
9. 5月31日 18時30分―20時 芸術による論理の展開レポート
10. 6月6日 ミックストモデル
11.6月13日 推定の方法論
12. 6月20日 テストとレヴュー
13.6月27日作品エスキス発表
14.7月5日 18時30分―20時 芸術による論理の展開レポート
15. 7月11日 作品発表
Discrete Choice methods with simulation 著名な本でダウンロード可能http://elsa.berkeley.edu/books/choice2.html
参考に入門社会工学 第3章 ホワイトカラーの行動と選択
計量経済学入門、確率と統計,統計学の履修が望ましい。
レポート(15)、テスト(70)、及び発表と作品(15)
人間の基本的認識に基づく一般選択理論とコミュニケーション芸術創造論です。
【授業のホームページ】
資料 用語定義