国土・地域計画論   National and Regional Planning

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担当教員
津々見 崇  大西 律子 
使用教室
月3-4(W932)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7711
シラバス更新日
2011年10月3日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

国土計画や地域計画の意義・構造・手法について講述する。まず現在の我が国の国土の姿と抱える課題を把握した上で、各地域・各分野の取り組み事例ついてレビューする。さらに国土・地域計画の計画・制度の体系を学ぶことで、現在の国土・地域計画の構造を理解する。また、わが国の今日までの国づくり・国土計画、地域開発事業等の歴史を追うことで、時間軸上で国土・地域計画の意味と将来の国土・地域計画のあり方を考える。

講義の目的

都市計画・まちづくりに関する知識をベースとして、現代的課題およびそれに対する計画体系・計画内容を理解し、また計画史的視点からの現在の国土・地域計画の意味について理解することを通じ、これからの国土・地域計画に向けた考え方や方法を修得することを目指す。

講義計画

1.わが国の国土像と現代的課題
2.わが国の国土計画の現在
3.わが国のあゆみと国土計画の変遷
4.これからの国土・地域計画

教科書・参考書等

①川上征雄(2008)、「国土計画の変遷 効率と衡平の計画思想」、鹿島出版会
②国土の未来研究会・森地茂編著(2005)、「国土の未来 アジアの時代における国土整備プラン」、日本経済新聞社
③土木工学体系編集委員会編(1979)、「土木工学体系22 ケーススタディ 国土計画」、彰国社
④下河辺淳(1994)、「戦後国土計画への証言」、日本経済評論社
⑤松浦茂樹(1992)、「明治の国土開発史―近代土木技術の礎」、鹿島出版会
その他、講義中に逐次紹介する

関連科目・履修の条件等

「都市計画概論」「人間環境の計画史」等、関連する講義の履修が望ましい。

成績評価

小レポートおよび期末試験の評価による。

担当教員の一言

内容は幅広いですが、わかりやすく説明しますので、最後まで頑張って履修して下さい。

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