非協力ゲーム理論   Non-cooperative Game Theory

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担当教員
武藤 滋夫 
使用教室
月7-8(W242)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
7701
シラバス更新日
2011年5月19日
講義資料更新日
2011年6月22日
アクセス指標
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

社会経済システムを分析していく上で必要不可欠な非協力ゲーム理論の基礎を,適用例を交えながら数学的に厳密に学ぶ。非協力ゲーム理論的なものの見方や考え方,論理的な思考力を身につけることを目的とする。主な内容は以下の通りである。(1)戦略形ゲーム,戦略の支配,ナッシュ均衡,(2)展開形ゲーム,部分ゲーム完全均衡,(3)繰り返しゲーム,フォーク定理,(4)社会経済システムへの適用例

講義の目的

非協力ゲーム理論の基礎を数学的に厳密に学ぶことにより,非協力ゲーム理論的なものの見方や考え方,論理的な思考力を身につけることを目的とする。

講義計画

1. ガイダンス
2. 戦略形ゲームI  - ゲーム理論とは,戦略の支配
3. 戦略形ゲームII  - 合理化できる戦略,ナッシュ均衡            
4. 戦略形ゲームIII - ゼロ和2人ゲームとミニマックス定理
5. 戦略形ゲームIV  - 数学的表現
6. 展開形ゲームI  - 展開形ゲーム表現とナッシュ均衡
7. 演習
8. 展開形ゲームII - 部分ゲームと部分ゲーム完全均衡
9. 展開形ゲームIII - 数学的表現
10. 繰り返しゲーム - フォーク定理
11. 演習
12. 情報不完備ゲーム - ベイジアンナッシュ均衡,完全ベイジアン均衡 
13. 非協力ゲームの応用
14. 非協力ゲームの応用
15. 演習

教科書・参考書等

「ゲーム理論入門」(武藤滋夫,日本経済新聞社,2001)
「演習ゲーム理論」(船木由喜彦,新世社,2004)

関連科目・履修の条件等

特になし。

成績評価

最終評価は,学期末試験とレポート・小テストを総合して行う。ウェイトは学期末試験60%程度,レポート・小テスト40%程度である。

担当教員の一言

東工大のOCWに講義資料を公開するので,前もってプリントアウトして講義に持参すること。非協力ゲーム理論的なものの見方,考え方,論理的思考力を身につけてもらうために,できるだけ多くの練習問題を解いてもらう。

その他

【授業のホームページ】

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