脳機能測定法概論   Measurements of Brain Functions

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担当教員
大上 淑美 
使用教室
月1-2(W933)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
7760
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

この授業では、人間の行動を脳の活動から見るために必要な生理指標を測定するための知識を習得することを目的とする。基本的な脳の構造と機能について、行動の変化の背景にある『学習と記憶』や『情動と動機づけ』、脳機能測定の歴史とEEG ・fMRI・NIRSといった異なる測定方法、脳機能の測定を用いた人間の行動のメカニズムを明らかにするための基礎的な知識を学ぶ。また、実際に脳波計を用いて簡単な脳機能測定の実習を行う。

講義の目的

この授業では、人間の行動を脳の活動から見るために必要な生理指標を測定するための知識を習得することを目的とする。

講義計画

1. ガイダンス及び脳機能測定の意義
2. 脳の信号
3. 脳の構造
4. 機能局在
5. 人間の人間の行動と脳活動(1)
6. 脳と行動行動と脳活動(2) 動機づけ
7. 人間の行動と脳活動(3) 情動 
8. 人間の行動と脳活動(4) 記憶
9. 人間の行動と脳活動(5) 学習
10.  脳機能測定方法の歴史
11.  非侵襲的脳機能測定方法
12. 脳機能測定の実習(1)実際の測定機器や刺激呈示装置の説明
13.  脳機能測定の実習(2)脳波測定
14. 脳機能測定の実習(3)脳波データ分析

教科書・参考書等

参考書
生理心理学 岡田 隆、宮森 孝史、 廣中 直行 サイエンス社
生理心理学 堀忠雄 培風館
カールソン 神経科学テキスト 脳と行動:NEIL R.CARLSON (著), 中村 克樹 (翻訳), 泰羅 雅登 (翻訳)  丸善
神経科学 カラー版―脳の探求: M.F.ベアー 西村書店

関連科目・履修の条件等

特に無し

成績評価

出席、レポート、期末テスト(欠席3回以上はテストの受験資格無し)

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