温暖化影響評価論   Fundamental Theories for Climate Impact Assessment

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担当教員
棟居 洋介 
使用教室
金5-6(W931)  
単位数
講義:1  演習:1  実験:0
講義コード
7749
シラバス更新日
2010年3月22日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:7

講義概要

地球温暖化によるグローバルな影響を予測するための理論,統計・データ利用法,分析手法について,プログラミングと地理情報システムの演習をとおしてその基礎を学びます。

講義の目的

地球温暖化によるグローバルな影響を予測するための理論,統計・データ利用法,分析手法について,プログラミングと地理情報システムの演習をとおしてその基礎を学びます。

講義計画

地球温暖化による影響は,自然生態系から農林水産業,水資源,人の健康など広範囲で 超長期にわたります。講義ではシナリオデータを用いた影響評価手法の基礎について学びます。

(1) 気候変動による影響評価(総論)
(2) 地理情報システムGRASSの基礎
(3) Fortranプログラミングの基礎
(4) 影響評価のための社会・経済シナリオ,気候シナリオ
(5) 気候変動による影響評価(各論)

下記のテーマの中から3つ程度を選んで演習を行います。
・世界の気候の変化
・海面水位の上昇による影響
・自然植生の純一次生産力の変化
・淡水資源の変化
・農作物の生産への影響
・ヒトの健康への影響
・産業,居住及び社会への影響

教科書・参考書等

毎回の講義で参考資料と演習用の電子ファイルを配布します。ノートパソコン(MS Windows)を持っている方は持参してください。

関連科目・履修の条件等

プログラミングの基礎を学ぶ意欲があること。「地球環境モデル論」(社会工学科6学期,増井利彦准教授担当)を履修しておくことが望ましい。

成績評価

講義への出席と期末のレポートにより評価します。

その他

【授業のホームページ】

http://www.soc.titech.ac.jp/~morita/

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